サイトPC工法とはPrecast Concrete Construction Method

 鉄筋コンクリート造住宅の法定耐用年数は60年と定められています。プレキャスト鉄筋コンクリート工法は、
在来工法より高度の耐久性を備えております。
 サイトPCa工法は、地上にて鋼製型枠を使用し製作するため、在来工法によるコンクリートより良質です。
また、水密性が高く、躯体部の防水性能が在来工法より高い工法です。
 躯体にタイル等を同時に打込むことにより、在来工法による現場での後貼り工法よりも引張強度が高強度と
なり、タイル剥離が在来に比べて少なくなります。
  在来工法 PCa工法
水セメント比 52% 48%
中性化する期間 65年 100年
日本建築学会JASS5による

※水セメント比が高いほど中性化(アルカリ性を失い、鉄筋が傷みやすくなること)しやすくなります。

 

PCa工法の耐久性が高い理由

1.水が少ないコンクリートは乾燥収縮によるひび割れが発生し
  にくい。
  (PCa工法スランプ±8) (ひび割れ発生率1/8)

2.コンクリート躯体を分割して部材化することで、温度変化による
  伸縮、変形の力を分散できる。
  ※PCa工法と在来工法のコンクリート躯体の耐久年数を同じにする
   場合、PCa工法の方が「かぶり(鉄筋コンクリート内の鉄筋の
   表面からコンクリート表面までの厚さ)を1cm少なくできます。
光伸産業 PCa工法の耐久性

 

PCa工法を採用し工期の短縮を計る

 通常、集合住宅を在来工法で施工する場合、躯体工期は1階を2週間、
つまり20階建てで10ヶ月かかります。そこで、バルコニーや床をPC化
する事により、1階を10日、20階建てで8ヶ月で施工でき2ヶ月の工期
短縮となります。
 又、サイトPCを採用する事により、PC床部材を大型化し、1回の
建方時間を短縮し、施工コストも低減できます。
光伸産業 PCa工法の耐久性

 

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